2010年6月28日月曜日

1966年との邂逅

今大会のワールドカップは、まるで1966年にリンクしているようである。

決勝とトーナメント一回戦の違いはあれどイングランドvsドイツのクロスバーがらみの、まるで呪いのようなジャッジメント(得点と無得点)。

前回優勝国が初めてグループリーグで敗退したのも1966年。
(当時はブラジル)

イタリアがグループリーグで敗退したの1966年と同様に今回も
空港付近の車の中から腐ったトマトが大量に発見されたらしい。
まだありそうだけどね。

当時そのイタリアを下した北朝鮮自体、今回が1966年以来の出場となった。

残念ならが先日で大会から去ることになったメキシコ。
キャプテン・ブランコのワールドカップ5大会連続出場。
この5大会連続出場を1966年に史上最初に記録したのが同じメキシコのGKカルバハル。

ここまでは記憶していたことだけど
我らが代表関連でも細かいことながら一つリンクがあったらしい。
一試合で二つのFKが決まったのも、この大会以来であるとのこと。

開催国が優勝した1966年との一番大きな違いは、大会史上初めて開催国がグループリーグで消えたこと。

さてさて、これからどうなることやら。
これから起こりそうなことは、1966年当時に大会記録となった大逆転劇。

この大会を挟む'64年と'68年、一人の野球少年をサッカーの虜にした日本代表の歓喜と呪縛から、新たな歴史へと連れて行って貰えるだろうか。

2010年6月7日月曜日

庭の手入れ

我が家には、庭と呼ぶには憚られる程度のスペースがある

主に車を置いたりしているのだが、空いたスペースには鉢植えが巨大化したカポックや生ゴミから生まれ出で二階の屋根を越える高さまで成長した柿ノ木、やたら元気なローズマリー、とにかく群生しているドクダミ、去年移動で失敗して瀕死のアロエなどで溢れている。

中には毎年可憐な花を咲かせてくれるシンビジウムや紫陽花、フキ、梔子など生前に母親が丹精込めて手入れをしていたものもある。

 それらに雑じって竹、セイタカアワダチソウや野菊、蒲公英、その他もう何やらわからん草や木(主に鳥が運んできたもの)などがこの時期になるとそれはもう腹立たしいくらいの元気さを蓄えて成長している。


 それを選別し、通路の確保や景観の確保、近隣への気遣いなどを加えて草刈、剪定などなどを行うわけだが、これが一気にやろうとすると中々の労働となる。

軽く大きな厚手ビニール袋に二つの戦果。
カポックは一本の枝でこの巨大さ
カポックの枝落としにチェーンソーが必要ってどんな熱帯の国だ


最後には、休憩を取るだけのつもりが猫と一緒に昼寝してしまっていた

2010年4月28日水曜日

最初の車検

Thruxtonが最初の車検となったためディーラーへ預ける

整備のほうが混み合っている上、車検期日の関係でGW中は乗れないぜ、となってしまうのを避けるため、なんとか今月内で上げて欲しいと無理を言った

当初、台車は250ccのスクーターと言われていた
そこで、「スクーターは乗るなという親父の遺言に背く」などと適当なことを言ってみたものの、期日でも無理を言っているのもあり、これしか無ければしかたなく、諦めていたのである

ところが、どういう経緯でそうなったのかは知らないけれど、台車はなんと Street Triple それもほぼ新車(預かった時は20km走行)とあいなった



スクーターと諦めていた手前、飛び上がるほど嬉しかった(スクーターは本当にそれ程憂鬱なのよ)のを抑え、溢れる笑みもそこそこに借り受けることとした

いくらモダンバイクと言ってもまぁ所詮はたかだか 675cc であると侮っていた
しかし、これ、素晴らしい加速と軽さと旋回性能で驚いた


勿論まだ短い時間しか操っていないため、慣れているとは言えないのだけれど
低速からのトルクの太さとクロスしてるギアによって、マルチ嫌いの私にもとても好感が持てる特性を持ち、とても乗り易い



 否、好感が持てるというレベルじゃなく、とても積極的に好きな特性を持つ

有体に言えば「ヤバい」のである
まぁ、強いて言えばこのスタイリングというかデザインには難点もあるのだが
それも含めてThruxtonnとは正反対のバイクとも言える




う~~~ん、バイク屋の術中にハマってしまっているのか…
どうりでこのご時世にも関わらず、いつでも客で混み合っている店だと思った
いや、ホント、ありがたいことなんですけどね

2010年2月8日月曜日

The Imaginarium of Doctor Parnassus

邦題: Dr.パルナサスの鏡
悪魔との賭け、興味深い対決を軸としたファンタジー

テリー・ギリアムらしさ満載が故に好き嫌いの分かれる処もあるかもしれない
私は非常に愉しめたためエンディングロール時に拍手しそうになってしまった

絵としての美しさ、リアリティあるロケーションと玩具っぽさの使い分けなども素直にワクワクさせられるし、ちゃんと「らしい」爆笑ポイントも用意されている

とはいえ、結果としてヒース・レジャーの遺作ということに話題が集中し
そのことに加えジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの友情出演に注目が集まった結果の集客作戦は失敗につながるおそれもある

何故なら、これにより集まるベタなハリウッド映画を見て喝采する人
特定俳優ファンの人がこの映画を面白いと思えるかは不明なるが故である
実際にテリー・ギリアムの世界観を楽しむということの意味すら見出せ無い程度の観客は私の席近くにもいた

おかしな付加価値なくこの映画が完成していたらと思わずには居られない

名優クリストファー・プラマーもカールじいさんでは終わらないし
トム・ウェイツの、非常にチャーミングな悪魔姿だけでも十分堪能できると思うのですがね

2010年1月7日木曜日

バグダッド・カフェ 〔ニュー・ディレクターズ・カット版〕



1989年、日本で最初に公開されてから20年目となる去年の暮から
【バグダッド・カフェ 〔ニュー・ディレクターズ・カット版〕】なるものが公開されていた

ミニ・シアターブームのきっかけを作ったと言っても良い映画だったのだが
当時は映画館で見ることができずVTRで見ては映画館で見ていなかったことを後悔したものだった

その後、新たなカットを加えた完全版が発表され、今回はそれを
デジタルリマスタリングしたものをミニ・シアターで公開していたのだった

年末にはUpだのAvatarだのと3D三昧していたのだが
年頭最初に見る作品としては相応しいのではないかというのと
web上の映画情報では今週の金曜までの公開という告知が大半を締めていたため、慌てて見に行くことにした

結果、大正解
見てよかった

最近の多次元ドルビーに慣れてしまった耳には、ミニ・シアターの音響はけして良いものとは言えないけれど、それすらもこの映画が奏でるコーリング・ユーにはピッタリな演出に思えてくるから不思議である

2010年1月1日金曜日

数年ぶりの昔の習慣

新年明けましておめでとうございます


大晦日の満月(正確には元旦明け方が満月だったらしい)
12月に二度満月になるのも、元旦にかけて満月なのもなんだか珍しい



横浜某所にて蕎麦を食らい
同輩達と見え語らい吼えて年明け
これは実に久しぶりのことである

それにしても寒かった
キッチリと防寒してなかったヲイラが悪いのだが、これも数年ぶりの参加ということで感覚を忘れていたバチが当たったのであろう
帰りのガラ空きの首都高速では、何故か沢山いたPCと寒さにも負けず
スロットルに力が入ってしまったので、帰ってからの身体は芯まで冷え切っていた

これもまた久しぶりの感覚、悪くはない